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【重要】コンプライアンスの徹底について

指導者の皆様へ

コンプライアンスの徹底について(お願い)

 日頃から、本協会の諸事業に対し、格別のご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
長く続いた新型コロナウイルス感染症との闘いも大きな区切りを迎え、いよいよ各カテゴリーの活動も日常を取り戻してまいりました。新年度の県内各競技会も平時に近い形での開催を予定しており、誠に喜ばしい限りです。
 さて、本協会は2019年度よりJBAの指針のもと「クリーンバスケット、クリーン・ザ・ゲーム」の実現を目指すとともに、喫緊の課題としてあらゆる暴力行為やハラスメントの根絶に向け、積極的に取り組んでいるところです。これまで指導者講習会での講演を始め、啓発書籍の配付や協会ホームページへの文書掲出など、新しい時代に相応しい指導者像を様々な角度から提示することによって、指導者の規範意識醸成に注力してまいりました。
他方、事業活動の正常化に伴い、練習時や試合中の指導者による不適切な指導が顕在化し、残念なことにJBAの暴力行為等通報窓口やCBA事務局等への苦情相談は増加傾向にあります。近事でも、子どもたちの自信や意欲を喪失させ、自尊感情の低下を招いて精神的に追い詰めてしまうケースも報告されており、統括団体の事務局長として憂慮に堪えません。今一度ご自身の指導を振り返るとともに、閉鎖社会でゆとりのない思考様式に陥ること無く、学び続ける姿勢を堅持して欲しいと強くお願いする次第です。
 近年、スポーツ界でも「インテグリティ」という概念が重要視されるようになり、スポーツの尊厳を壊さない指導法の実践は、競技を問わず強く求められております。2016年の法人格取得以来、様々な改革を進めて参りましたが、時代はまさに大転換期にあります。当時は想像もできなかったようなテクノロジーが身近なものとなり、効率的に業務を推進することが可能となりました。しかし、誠実さや高潔さといった個人の内面的な倫理規範を一朝一夕に高める術はありません。 「指導」とは「学ぶ」こと。指導者とは、競技者と共に学び続ける人であって欲しいと願ってやみません。

一般社団法人
千葉県バスケットボール協会
専務理事 大 野 健 男

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