CBA

　令和６年能登半島地震により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧と復興を衷心よりお祈り申し上げます。

　約３年半にわたる新型コロナウイルス感染症との長い闘いも、大きな区切りを迎えました。子どもたちの学びや成長に生じた空白は容易に埋めることはできませんが、コロナ禍を経た人々の祝祭感が、いまスポーツに向かっていると強く感じます。

　昨夏のFIBAバスケットボールワールドカップ2023における男子日本代表の活躍は、低迷期を乗り越えて新しい時代の扉を開きました。また、勝てば自力でのパリ2024オリンピック出場が決まる大一番、FIBA 女子オリンピック最終予選ではカナダとの激戦を制し、見事に五輪への切符を勝ち取りました。予選を突破して自力での男女同時出場は、1976 年のモントリオール大会以来48年ぶりの快挙です。是非、このような上昇機運を、バスケットボール界の更なる好循環スパイラルに昇華して欲しいものです。

　さて、法人格を得てから9 年目を迎えます本協会は、ここまで様々な改革を進めてまいりました。「何を変えて、何を残すか」時代の奔流に身を置きながらも関係の方々が内省的で、変革と維持の目利きや組織経営に共感してくれたことでスピード感を失わずに進めることができました。攻守の切り替えを「トランジション（転換期）」と表現しますが、時代はまさに「大転換期」にあります。転換期にはネガティブな感情や混乱なども伴いますが、前向きな思考や経験の幅を広げることで､新たなステージに入ることができます。

　これからも、流動性や説明責任を促進する組織体制を堅持し、常に挑戦する気概を持って協会ミッションを遂行してまいりますので、引き続き、お力添えのほどよろしくお願いいたします。

 

一般社団法人　千葉県バスケットボール協会

会長　野村俊郎

　令和６年能登半島地震により、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。
また、被災地等におきまして救援や復旧等の活動に尽力されている方々に深く敬意を表しますとともに、作業の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

　日頃から、本協会の諸活動に際し、格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。コロナ禍を経て、いよいよ各カテゴリーの活動も日常を取り戻してまいりました。４年ぶりに平時に近い形で開催された県内各競技会は、これまでの鬱憤を晴らすかのように各会場で熱戦が繰り広げられておりました。

　他方、事業活動が活発化するにつれ、JBAの暴力行為等通報窓口やCBA事務局への苦情相談は漸増傾向にあり、本協会としてもその対応に苦慮しているという残念な事実もあります。競技人口の多さや暴力行為等通報窓口の認知度向上を差し引いたとしても、保護者が相談すべきかどうか思いとどまり、まだまだ拾い切れていない実態が一定数存在すると類推できます。「指導」とは「学ぶ」こと。「プレイヤーズセンタード」の概念を理解し、競技に関わる全ての人が “高まる“ ポジティブな関係を築いていくことが重要と考えます。

　さて、バスケットボール日本代表「AKATSUKI JAPAN」が男女揃って今夏のパリオリンピック出場権を獲得しました。男子のワールドカップ、そして女子の世界最終予選と、いずれも “死の組“ と呼ばれる難関グループを突破しての快挙です。7月27日から始まる男女の予選グループフェーズも発表され、世界を驚かせるその戦いぶりを想像するだけでも胸が高鳴ります。

　本協会といたしましては、かつてないほどの耳目を集めるこの状況を、千載一遇のチャンスと捉えております。登録推進事業はもとより、既存の事業に加え「キッズイベント」等の新しい取り組みにも積極的にチャレンジしてまいりますので、旧に倍するご助力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
　組織は“これで十分“と満足した時点で劣化します。常に挑戦する気概を持って協会ミッションの達成を目指してまいります。

 

一般社団法人　千葉県バスケットボール協会

専務理事　大野健男

一般社団法人千葉県バスケットボール協会　事務局
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