大会時のトレーナーステーションについて
トレーナーステーションについて現状のご報告です。
県内の大会時に可能な範囲でトレーナーステーションが設置されてきております。
当医科学委員会発足以前からトレーナー養成学校の実習の一環などで県協会との連携のもと設置されておりましたが、今年度は医科学委員会の活動の中で協力体制をとらせてもらって設置する形を模索しつつ進めており、
設置情報を医科学委員会のホームページでもできるだけ事前に発信させていただくようにしてきました。
トレーナーがチームに帯同していて対応可能な場合もあれば、なかなかそのようなサポートを受けられていないチームもあるかと考えます。
当委員会では選手たちがなるべく良い環境で競技を行え、傷害への対応も受けられる状況を作れればと考えております。
現在、想定しているトレーナーステーションでの活動としては
1.試合前のテーピングなどの対応、コンディション相談など
2.ゲーム中などの外傷発生に対して現場での応急の対応
3.試合後の身体ケアの補助、アイシングなど
4.全般的な傷害に関する相談、アドバイスなど
といったことになります。
現状は実習校の持ち出しですが以下のような物品準備を可能な範囲で行なっています。
搬送用のボード、固定用のシーネや三角巾、松葉杖、創処置対応用品(消毒やガーゼなど)、テーピング用テープ類、体調管理物品(体温計、血圧計など)
対応者はトレーナー実習生とその指導者にあたる有資格トレーナー、教員となっており、
医科学委員会から医師が会場に来ている場合には連携をとるようにしております。
ケガのないことが我々の一番の願いではありますが、救急の外傷時の対応や試合前のテーピング、
試合後のケアやアイシングなどの場面でご利用いただいているのが現状かと考えます。
トレーナーステーションの課題としては
1.実際に設置できる日程に限度があって一部の試合に限定されている
2.設置のための物品、人員の準備や配置に限度がある
3.大会終盤の上位の試合への設置が中心になってくるが、上位になるとチームトレーナーが帯同していることも多く各チーム内でも対応できる場面は増える
4.序盤の試合の方がトレーナー不在で要望が多いことも推測されるが試合数も多く、会場も複数に広がるため対応には困難がともなう
といったことを考えております。
まだまだ課題の多い取り組みと考えてはおりますが、
来年度以降へ向けて協力施設・学校などを増やしていくことなども含めてより良い体制を構築できればと考えております。
ご意見、ご要望、ご提案など医科学委員会にお寄せいただければと考えております。
連携をとってトレーナーステーション設置を検討したいというようなトレーナーサイドからのご連絡もいただければと考えております。
本ページ下方の「医科学委員会へのお問い合わせ」を連絡用にご利用いただければと思います。
よろしくお願いいたします。