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競技時のマスク着用と安全管理について

マスク着用に関する考え方は新しい情報や感染状況、環境状況などを踏まえて変遷があります。
感染対策としてのマスク着用と熱中症や安全面に配慮した着用の必要性などの情報を以下に整理します。

千葉県のホームページ内で千葉県教育委員会から
「新型コロナウイルス感染症 学校における感染対策ガイドライン(令和4年6月27日版)」
が提示されています。

学校における新型コロナウイルス感染症に関すること/千葉県 (chiba.lg.jp)

同資料の中で13~15ページにマスク着用に関する記載もあります。

その中に体育の授業及び運動部活動として
「運動時は身体へのリスクを考慮し、マスクの着用は必要ない。」
との一文もあります。

また、厚生労働省のホームページ内にもマスク着用に関してのコメントが掲載されています。

マスクの着用について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

「新型コロナウイルス感染症対策 こどものマスク着用について」 の中で、

マスク着用の必要のない場面
屋外の運動場に限らず、 プールや屋内の体育館等を含め、体育の授業や運動部活動、登下校の際
※運動部活動において接触を伴う活動を行う場合には、各競技団体が作成するガイドライン等を確認しましょう。

※活動中以外の練習場所や更衣室等、食事や集団での移動を行う場合は、
状況に応じて、マスク着用を含めた感染対策を徹底しましょう。と記載されています。

これらを踏まえるとマスク着用は体育や部活動などにおいて必要ないということが現在の考え方となります。

 

一方で厚生労働省の一文にある競技団体のガイドラインとしては、

新型コロナウイルス感染症に関する
JBA バスケットボール事業・活動実施ガイドライン 第 5 版」(2022年5月12日作成)があります。

日本バスケットボール協会(JBA)のホームページ内の
新型コロナウイルス対策情報集約ページに提示されています。

 

ただ、作成時期が2022年5月のため最新の状況に沿ったマスクに関する情報、
熱中症対策なども踏まえた指示はその中では確認できません。

濃厚接触者の特定例(保健所によって異なる対応が見られることを前提に)として
マスクなしで同一時間帯のスクリメージを行ったメンバー(自チーム、相手チーム)と記載されています。

それゆえ万が一陽性者が発生しても濃厚接触者を生じずに活動を継続させてあげたいために
マスクをつけたまま活動実施するチームもあると思われますし、
最終的には個別の判断もあると考えます。

ただ、競技者の安全面を最優先に考慮した上で、
各チームにおいて判断して決定していただくことが何よりも重要であり、
どうしてもマスク着用状態で行う場合は通常よりも活動の強度や量を調整するなどの
配慮も必要と思われ、熱中症予防の観点からは環境に関しても十分に配慮をお願いしたいと考えます。

先にホームページ上に提示しました「熱中症に関する注意喚起」もご参照ください。

当委員会としては競技者の安全管理を最優先でご配慮いただくことを重ねてお願いいたします。

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